
「後ろ姿の写真を撮りたいけど、誰かに頼むのはちょっと気が引ける…」
そんな時に役立つのが、“1人で後ろ姿を撮るためのセルフ撮影テクニック”です。
後ろ姿は顔が見えないぶん、ちょっとした姿勢や背景によって印象が大きく変わる写真ジャンル。
自分ひとりで撮るのは難しそうに思えますが、構図や機材の工夫、自然に見せるための動き方を知れば、誰でも実践可能です。
本記事では、1人で後ろ姿の写真を撮るために必要な準備、構図の考え方、自然に見せるための撮影コツまで、実践的かつ初心者でも再現できる方法を詳しく解説します。
目次
なぜ「1人で後ろ姿を撮る」のが難しいのか?
自分の後ろ姿を撮ろうと思ったとき、まず感じるのは「どうやって撮ればいいのか分からない」という壁ではないでしょうか。
正面ならインカメラやミラーで確認しながら調整できますが、後ろ姿は自分では構図も姿勢も見えないため、仕上がりがイメージしにくく、何度も試行錯誤が必要になります。
しかし、難しさと同時に後ろ姿には特有の魅力もあります。
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顔が写らないことで匿名性が高まり、誰でも感情移入しやすくなる
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身体のシルエットや背景で感情や物語を表現できる
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自分ひとりの空間・時間を作品として残せる
1人で撮るからこそ、他人の視線や演出に頼らず、「ありのままの背中」を表現できるのです。
この記事では、初心者でも実践できる撮影方法・構図・機材・演出のコツを、順を追って紹介します。
1人で撮影するために必要な機材と最低限の準備
まずは、誰かに頼らず1人で後ろ姿を撮影するために必要な、シンプルで現実的な道具と、撮影前の準備について確認しましょう。
必要な機材
| 機材 | 役割 |
|---|---|
| スマートフォンまたはカメラ | 撮影用。セルフタイマー・動画撮影機能付きが理想 |
| 三脚 or スマホスタンド | カメラを安定して固定するため |
| Bluetoothリモコン(任意) | 離れた場所からシャッターを切れると便利 |
| ミラー(任意) | 撮影前の姿勢確認用。小さくてもOK |
ポイントは、「手持ち撮影では不可能」なのでカメラを固定できる環境を必ず作ることです。
撮影前の準備ポイント
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撮影場所を決める(屋内/屋外)
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背景がごちゃごちゃしていないか確認
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光の方向を確認(逆光か順光か)
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フレーム内に自分が収まる位置をイメージする
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どんな雰囲気の写真にしたいかをざっくり決める
「なんとなく撮る」ではうまくいきません。
“どんな後ろ姿を撮りたいか”を最初に明確にすることで、撮影効率と完成度が大きく変わります。
実践的な撮影方法|セルフタイマーと動画活用術
方法①:セルフタイマーを使った撮影(王道)
最も一般的なのが、スマホやカメラのセルフタイマー機能を使った撮影です。
手順:
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三脚にスマホ/カメラをセット
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撮影位置(地面に印などをつけると便利)を決める
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セルフタイマー(10秒など)を設定
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撮影位置まで移動し、ポーズ or 動作
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撮影後、構図・姿勢を確認し、必要に応じて再調整
ポイント:
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シャッター後に歩いてフレームインすると、動きのある自然な後ろ姿になる
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何度か撮影 → 確認 → 微調整を繰り返すのが成功のカギ
方法②:動画を撮って、静止画を切り出す(失敗しにくい)
「タイマーを押してすぐ動くのが難しい」「ベストショットを逃したくない」という場合は、動画で動きを記録し、その中から静止画を切り出す方法が効果的です。
手順:
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動画撮影モードにする(スマホでもOK)
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10〜30秒ほど、後ろ姿で歩いたり、立ち止まったり、座ったりと動きをつける
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撮影後、動画から静止画として良いカットを保存(スマホアプリで簡単に可能)
メリット:
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自然な動きが記録されるので、ポーズっぽくないリアルな背中が撮れる
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時間に追われないため、気持ちに余裕を持って撮影できる
“伝わる後ろ姿”にするための構図とポージングのコツ
背中で語る、姿勢とシルエットの工夫
後ろ姿の写真で印象を大きく左右するのは、「背中の丸み・傾き・足の開き方」といった身体のラインです。
| ポーズ | 印象 |
|---|---|
| 背筋を伸ばして立つ | 自信、未来、凛とした印象 |
| 肩を少し落とす | 疲れ、寂しさ、内向的な雰囲気 |
| 歩いている | 自然、ストーリー性、目的地への想像 |
| 手を後ろで組む | 考えごと、穏やかさ、静けさ |
たった数cmの角度の違いで、感情のニュアンスが大きく変わるのが後ろ姿写真の奥深いところです。
画角とカメラ位置の選び方
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低めのカメラ位置(腰より下):足が長く見え、奥行きが強調される
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目線の高さ:自然な視点で、生活感のある写真に
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斜め後ろから撮る:シルエットに動きと立体感が出る
背景の使い方
後ろ姿は“無表情”だからこそ、背景の雰囲気が感情を補う役割を果たします。
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青空と背中 → 前向き・希望
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雨の中の背中 → 孤独・情緒
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室内の生活感ある空間 → 暖かさ・親しみ
自然な写真に仕上げるための習慣と考え方
撮影を日常に取り込む
毎回気合を入れて撮ろうとすると疲れてしまいます。
**「この道を歩くときは1回だけ動画を回しておく」**など、日常のルーティンに撮影を組み込むのがポイントです。
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通勤・通学の道
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自宅の廊下やベランダ
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スーパーからの帰り道
小さな習慣でも、積み重ねると多様な後ろ姿が撮れる資産になります。
撮影を「他人目線」で考える
後ろ姿は「誰かが見ている」という視点で考えると、構図に説得力が生まれます。
「第三者が遠くから見ているような視点」や「後を追いかけている視点」を意識してみてください。
まとめ|1人でも後ろ姿は撮れる。だからこそ自分らしい写真に
1人で後ろ姿を撮るのは確かに手間がかかります。
でも、だからこそ自分だけの表現、自分だけの写真が撮れるのも事実です。
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三脚+タイマー or 動画で撮影は可能
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構図とポージングで印象を自在に変えられる
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習慣化と想像力で、1人撮影でも“伝わる背中”が撮れる
他人に頼らないからこそ、自由に、こだわりを持って、撮れる。
ぜひこの記事を参考に、あなただけの後ろ姿写真を撮ってみてください。






